初めまして。Yutaです。
僕は2018年4月より福岡県に移住をしました。
今は福岡市中央区というエリアに妻と二人で暮らしています。
そんな僕が福岡の移住生活をより明るく、楽しく送るための方法を紹介していきます。
福岡は言わずと知れた移住者の人気エリア。
「ご飯がおいしい」「家賃が安い(物価が安い)」 「コンパクトシティ」「都会と自然のバランスがいい」などなど 福岡の魅力は至るところで目にすることができます。ですがあえてここでは世に溢れているような情報ではなく、どちらかと言うと尖った、よりマニアックな情報発信ができればと思っています。
さて記念すべき第一回は、日帰り旅行企画。
今回は<福岡〜宮崎> 日帰りでどこまで楽しむことができるのか?
これを検証してみました。
「何で行く?どうやって行く?」
福岡〜宮崎=およそ300km程度。これは東京〜名古屋(までは行けないけどちょっと手前に相当する)と同様の距離です。さらに宮崎と言えば「陸の孤島」と呼ばれるほどアクセスの悪さには定評があります。
いずれにせよ福岡から日帰りでサクッと・・・と言うエリアではないはずです。さて、そんな宮崎に福岡から行く方法は大きく2種類「飛行機」または「陸路(車かバス)」 があげられます。鉄道は現実的ではない。この辺りが陸の孤島と言われる所以なのでしょう。
※最近、新幹線+長距離バスで行く、博多〜宮崎に行けるプランが出ています。
こちらは検討の余地あり!?
最安値: 5,000円〜 最短時間: 3時間
新幹線+長距離バスプランについて、詳しくはこちら
JR九州 B&Sみやざきネットキップ 博多⇄宮崎
飛行機であれば、およそ50分で福岡空港→宮崎空港へ。
陸路であれば最低でも3時間30分、長距離バスを利用すると約4 時間30分。
当然、費用のことを考えなければ圧倒的に飛行機で行く方がよいでしょう。
ちなみに、それぞれの移動コストは以下の通り。
▼飛行機
福岡〜宮崎間の航空券の最安値の相場は7,000〜10,000円(もちろん時期や購入のタイミングで異なる)。仮に最安値で航空券とゲットしたとしても往復で14,000円。
▼長距離バス
長距離バス最安値→往復7,200円(Web回数券使用時)
▼自家用車
自家用車→往復10,040円(ETC使用高速代のみ+ガソリン代)
複数人の旅行であれば自家用車もありですが、今回は一人旅なので除外しました。
という事で、
<飛行機> vs <長距離バス>
この費用対効果対決となる訳です。
たしかに飛行機は早い。少なくとも離陸〜着陸、つまり福岡〜宮崎までの物理的な移動時間は圧倒的に早い。
でも実質移動時間、言い換えれば「ドア To 目的地」時間や移動中の時間の使い方を考えるとどうなるか?
▼実質移動時間
空港までのアクセスを 20 分としましょう。
(我が家がそうだから・・・、これもコンパクトシティだからこそなせる偉業。とまでは 言いませんがかなり助かっています。)
自宅〜空港まで20分+搭乗手続き15分+30分前には搭乗ゲートへ+降機時間15 分・・・
これでざっと 90 分。
▼機内の時間
窮屈な座席で50分だとちょうどウトウトしてくるぐらいで着陸態勢。
仕事するにも微妙な時間。
などなど、
そんなことを考えてみるとわざわざ倍もするコストをかけて飛行機で行かなくてもいいんじゃない?
ってことで、今回は最も安く行ける長距離バスを選択しました。
あとはこの4時間30分をどう使えるか?ここがポイントになりますね。
長距離バスの詳細はこちら
宮崎交通 フェニックス号(宮崎~福岡)
「Let’s Go」
- 5:45 起床
- 6:10 出発
- 6:20 バスターミナル到着(実は我が家から長距離バスターミナルまで徒歩 10 分なのだ)
- 6:27 出発(天神バスターミナル)
想像以上に快適。
3列独立シートは足元を広々だし、リクライニングすれば十分に仮眠できるし、電源もある。
平日という事もあり、客数もまばらで後部座席を気にすることもなく、なんなら隣の座席に荷物を置いて・・・
なんて感じでした。
この日の僕は前半、およそ2時間程度を仮眠。
後半2時間をレポートや資料作成など仕事の時間とし、ラスト30分はぼーっと辺りの景色を・・・
こんな感じで過ごしていました。
なんやかんやで移動時間のストレスほぼなしという結論。
- 11:00 宮崎駅到着
- 11:15 腹ごしらえ
まずは腹ごしらえ。
宮崎駅構内にある、宮崎うどん「豊吉」へ。
宮崎のうどんも福岡同様、麺は柔らかめで出汁強めのスープ。うまい。
元々うどん好きの筆者ですが、筆者好み。しかも安い!
やさい(天)うどん340円!
宮崎うどんの老舗、豊吉うどんのHPはこちら
三角茶屋 豊吉うどん
- 12:15 青島へ
ローカル線で青島へ。
目的地は青島。
僕は今回の旅のテーマを「サーフトレーニング」としていましたので、最短ルートで青島を目指します。
ここでの注意点は、青島までのローカル線の本数。
基本、1時間に一本ですが、タイミングが悪いと2時間近く待つ可能性もあります。事前にアクセスルートだけはしっかりした調べをして行動した方がいいでしょう。
一方でせっかくのお休みにバタバタと時間に囚われるのは本末転倒。行き帰りのルートだけカチッと決めてあとは気の向くまま・・・
そんなプランニングをお勧めします。
- 13:00 青島着
ん〜
ほとんど人がいません。
(この日は 1 月下旬の平日ですので、当然と言えば当然)
でもこの感じがいいですね。遠くに来た感。のんびり感。
たまりません。
4月中旬ぐらいまではおそらくこののんびり感が続くでしょう。それ以降は、皆さんもご存じの「Aoshima Beach Park」のオープンなどもあり、 少しずつ賑やかになってきます。
それはそれで魅力的ですが、この圧倒的なのんびり感は何にも代えがたいと僕は思います。
「Aoshima Beach Park」のHPはこちら
Aoshima Beach Park
- 13:15 渚の交番、ライフガードとおしゃべり。これもオフシーズン特権!?
青島の渚の交番のライフガードの「ひろなり君」は、地元宮崎出身のビッグウェーバーでありライフガード。
青島に行くなら、絶対彼のところを訪れるべし!
地元を知り尽くしたライフガードのアドバイスは絶対です。
あらゆる海の遊びに精通しているだけでなく、地元の良い所を知り尽くしています。青島に来たら、「渚の交番」へ!
本当にお勧めします!
「渚の交番」HPはこちら
渚の交番
- 14:00 トレーニング開始
宮崎はやっぱり暖かい!
この時期のサーフトレーニングでも寒さへのストレスはほとんどありませんでした。
※もちろんフルのウェットスーツ着用してそれなりの防寒対策はしています。
この日は波がなかったので、ビーチを走りボードでパドリングというメニューを繰り返し ていましたが、波があれば「サーフィン」、もう少し暖かくなればスイムのトレーニングも取り入れていってもいいでしょう。
(スイムは 4 月頃〜かな・・・)
- 16:30 トレーニング終了
日が傾きかけたころにトレーニング終了。いやいやいい練習ができました。
- 18:30 チキン南蛮
締めはやっぱり「チキン南蛮」
宮崎チキン南蛮の王道、「おぐら」で心まで満たします。
僕のお勧めは「タル大盛」
もはやタルタルをチキンで頂きます(笑)
ボリューム半端ないです。
カロリーが気になる方、体調の優れない方にはお勧めできませんのでご了承ください。
今回お邪魔した「おぐら 瀬頭店」はこちら
おぐら 瀬頭店
- 19:15 帰路
宮崎駅からフェニックス号に乗車します。
ここから帰路の4時間30分は中々の時間ですが、この4時間30分をどう過ごすかは皆さん次第。
この日の僕の選択は、一杯飲んで寝てしまおう。。。
ということで、おやすみなさい。。。
- 0:10 帰着
ただいま〜
バスの中でがっつり寝たせいで、帰ってすぐに眠りにつくことはできませんでしたが、それでもサーフトレーニングの心地よい疲労と、旅行ならではのリフレッシュ感が何とも清々しい気持ちでいっぱいで1日を終えます。
さぁ明日の(今日の)仕事も頑張るぞ〜
今回の旅の費用
<交通費>
長距離バス往復: 7200 円
宮崎駅〜青島: 往復 700 円
<食費>
軽食: バス内でのドリンクやおやつなど 700 円
昼食: うどん 340 円
夕食: おぐら チキン南蛮 1010 円
合計: 9950 円
「結論」
- 福岡〜宮崎の長距離バスを使った日帰り旅行は、目的と考え方で十分可能!
- 1日1万円以内でこの充実感はかなりコストパフォーマンス高め!
「あとがき」
ポイントは目的と考え方にありますね。
僕の場合、圧倒的な移動時間を、雑務をこなす時間や休息の時間と割り切ったためストレ スはありませんでしたが、これが割り切れないと当然、単なるロス時間となります。
「時は金なり」と言います。この辺りをどのように考えるか?は人それぞれということに なりますね。
また、僕の今回の目的は「サーフトレーニング」
これがピンポイントにあったからこそ、それに見合った価値を見出すことができたわけです。
日帰り弾丸旅行の成功の鍵は「目的の先鋭化」
これに限ると思います。
同じ宮崎で企画するのであれば、「サーフトレーニング」に限らず「サーフィン」「芋焼酎」「地鶏」というテーマでも十分エンジョイできると思いました。
少しでも参考になればと思いレポートしました。
これからもちょっとマニアックな福岡移住生活の魅力を発信できたらと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは!
その他にも福岡から参加できる体験!
【福岡県うきは市】人と自然が共生する「うきは」で田舎暮らし「うきは百年邸」