福岡 2019.01.15

窯元巡りと窯元体験!約50もの窯元がある 「福岡県東峰村」

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福岡県東峰村をご存知でしょうか?

福岡市内から車で約2時間、大分県との県境にある村で、旧小石原村、旧宝珠山村が合併してできた人口約2,135人の小さな村です(2018年11月末現在)。

旧小石原村は小石原焼・高取焼の焼き物が有名でなんと約50軒もの窯元があります(恥ずかしながら九州に住むまで知りませんでした…)!

旧宝珠山村は棚田の風景が美しく、また隕石が祀られていると言われる岩屋神社があります 。

岩屋神社。厳かな雰囲気が漂う。

豊かな山々に恵まれた東峰村。

訪れた人々を癒してくれます。

小石原地区にある行者杉。東峰村は修験道のある地域である。お猿さんも修行中。

東峰村は九州の北海道とも言われ、標高約500mのところに位置しており、雪も降ります。

寒いが故、寒暖差も激しいため、とっても美味しいお米も採れます。

筆者は新潟生まれでお米にうるさいと勝手に思っていますが、東峰村のお米は本当に美味しい!!東峰村に行く度にお米を購入しています。

冬には雪も降る。九州であるが冬はスノータイヤ必須!

そんな自然豊かな東峰村は2017年7月5日に起きた九州北部豪雨において甚大な被害を受けました。

しかし、村民皆様が一致団結し、復興が進みつつあります。

小石原焼・高取焼とは

小石原焼は、普段使い用として使われ、民陶ならではの用と美を確立した雑器で、高取焼は「綺麗さび」と表現される遠州七窯の風格を今に伝えています。

高取焼は元々、福岡県直方市にある鷹取山の麓にて焼かれており、朝鮮出兵の際に黒田長政が陶工、八山(日本名・八蔵重貞)を連れ帰って焼かせたのが始まりで、開窯は1600年と言われている歴史ある陶器です。

江戸時代には黒田藩の御用窯として繁栄し、遠州七窯の一つに数えられ、茶陶産地として名を高めています。

小石原焼は1682年、福岡藩3代藩主黒田光之が伊万里から陶工を招いて窯場を開いたのが始まりです。同時期に高取焼の開祖、八山の孫、八郎も当地に移り住んで開窯しています。

400年の時を超えて伝統技法を受け継ぎながらも、新たな作風を生み出し、人気を呼んでいます。

歴史がありますね!!高取焼は黒田藩の御用窯だったとは・・・

小石原焼は飛び鉋という、時計のゼンマイを伸ばし刃先を削ったものをろくろの回転を利用し連続した削り目をつけ、独特の模様を作ります。

とても愛らしい見た目のどんぐりカップ。小石原焼の特徴的な技法、飛び鉋でどんぐりのヘタの模様がつけられています。

このように飛び鉋の技法をアレンジをして活かしたカラフルな器もあります。

とてもオシャレですよね!!

小石原焼に出逢って料理の盛付けが楽しくなった、という人も沢山いるんですよ!

まさに用の美!!

しかし、約50もあるとどの窯元を選べば良いのか分からなくなります。

筆者自身も最初、沢山窯元がありすぎて正直良く分かりませんでした。。。

(いや、でもこれだけ窯元が残っているのは凄いことです)

そんな方にオススメなのが毎年春と秋に行われる「民陶むら祭」。

民陶むら祭は小石原焼と高取焼の大陶器市。約2割引きで販売され、小石原焼と高取焼の伝統と技法の美しさを感じることができます。祭りに合わせて窯出しされた陶器を求めて、全国から多くの陶器ファンが訪れます。

毎年新作を楽しみにされている方もいて、なんとお目当ての窯元に朝7時から並んで午前中には完売してしまうことも!!

凄い人気ですね!!!

約50軒もの窯元を巡るとそれぞれの窯元が独自の作品を生み出しています。

各々の窯元の違いを見ることができ、とても楽しいです。

小石原焼・高取焼の良いところは?

小石原焼・高取焼の良いところは窯元の方ともお話することができること。

窯元へ行くとコーヒーを出していただけるところもあり、女将さん等お話をすることができます。お話聞くと器に対する想いを感じ、より器に思い入れを感じとることができます。

小石原焼は手作りで行なっており、一つ一つにストーリーがあり、職人さんの想いがあって作られている、ということを実感することができます。

寒い季節は温かいコーヒーが染み渡ります。

窯元を訪れるときのこマグカップにてコーヒーを季節の装飾を添えておもてなし頂けます。

女将さんのおもてなしに身も心も温まります。

こうやって窯元さんと顔を見合わせて自分の好きな器を選んだらとても満足度が高く、器を大事しますよね!

きっとこういう関係がかつて日本人が大切にしていた”ものを大切にする”ということに繋がるんだと思います。

器は日常で使用するものです。

どうせだったらこうやって好きな窯元さんの、好きな器で楽しく食事したいですよね!

好きな器で食事をすると毎回の食事が楽しくなり、豊かな生活を送ることができますよね!

陶芸体験

小石原焼ではそれぞれの窯元で陶芸体験を行うことができ、世界で一つしかない自分だけの器も作ることができます!!

実際に参加すると子ども達だけでなく、大人達が楽しくろくろを回しており、楽しさと同時に難しさを噛み締め、プロの職人達の凄さを目の当たりにします!!

歴史を感じながらも生活の中に溶け込んできた小石原焼。

皆様も陶芸体験しながら小石原焼を手にとり、豊かな生活を送ってみませんか?

そして、是非心温まるおもてなしを体感しに、器選びに行ってみませんか?

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